2020.10.26
U-12
U12全日中央大会への戦い
10月24日、いつもの舞鶴球技場が、いつもとちょっと違う空気感に包まれる中、U12メンバーが全日中央大会出場をかけた試合に臨みました。
U10区内リーグ、U11の前期後期と必死に戦い、自分達のストロングを徹底的に貫いて来たメンバー達。
受験や怪我などで、なかなかメンバーが揃わなくなり、緊急事態宣言明けの活動再開後も夏休みが終わるまで、本当に苦しい、苦しい試合ばかりでした。
本来ならU12リーグ1部というステージで、ゆっくりと、そしてしっかりとチーム作りが出来るはずがまさかの中止。
子供達も指導者も、自分達の立ち位置がわからなくなっていた時期もあった気がします。
でも、やはり子供達は凄かった。
苦しい時期を乗り越えて大きな成長を見せた選手。
新しいプレースタイルを見つけた選手。
全ての時間が無駄では無かった事を証明してくれました。
多分、5年までの結果だけを知っている人からすれば、中央大会は行って当たり前と思われていたかもしれない。
でも、子供達も指導者も、キックオフのホイッスルが鳴るまでもがき苦しんでいたのが事実。
1試合目に何度も聞いたシュートがバーに当たる音。
色んな不安がベンチにもありました。
でも、そんな雰囲気を打破する得点を奪ったのはセンターバックの選手。
この数ヶ月で磨きをかけてきた利き足ではない左足でのシュート。
その後は取るべき選手がしっかりとゴールネットを揺らしての勝利。
その勢いのまま2試合目もCFが2得点を奪い、6年連続中央大会出場決定。
「本当に良かった」
嬉しいとかの気持の前に、そんな気持が溢れました。
やりたいことも思いっきりできない。
出来るはずだったチャレンジもできない。
そんな状況だったからこそ、こみ上げるものがありました。
このメンバーで、1試合でも多くヒリヒリするような真剣勝負を経験させてあげたい。
ギリギリの状態から生まれる爆発的な成長の可能性を掴ませてあげたい。
中央大会に行く事は目標であって目的ではないんです。
現中1メンバーの保護者の皆さんから試合会場で激励の差し入れオレンジジュースを選手達に頂きました。
ただのジュースじゃない。
皆さんの気持ちはしっかりと選手達に伝わっていました。
そして、何よりも、多くの人の想いがこのチームで繋がっている事が嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
ここ2週間くらいひどかった肩こりが、すっかり良くなりました。
中央大会楽しもう!
おめでとう!!!!!!!!!!