2023.4.11
お知らせ
未来に触れる
多数の新入部員の方をお迎えした事もあり、チームとしての大きな考え方のお話を少しさせていただければと思います。
多くの子供にとって、初めてサッカーに触れる場所として、大きな責任を感じます。
私達指導者は、常に子供達の未来に触れている、そして大げさに言うならば未来を作っている意識を持ち続ける必要があります。
多くの子供達に触れるという事は、それだけ多くの考え方、思い、パーソナリティーを見極める能力を求められます。
当然ながら、指導者も、教師も、保護者の皆さんでも完璧という事はありません。
大事な事は、そのプロセスにあると考えています。
何を思い、どういうプロセスで行った決断、行動なのか。
その内容を精査して、次のステップにという繰り返しです。
未熟であるが為に、子供達や保護者の皆さんにご迷惑をおかけする事多数です。
申し訳ございません。
「自立」「自発性」
当クラブで、子供達の成長の為に一番大切にしている事です。
これは、ピッチ内でのプレー、そしてこれからの彼らの人生にとっても非常に大事な事だと考えています。
自ら考え、自ら決断をして、自ら責任をとる。
激動の時代を迎え、大きくライフスタイルや、仕事の選択という部分でも今までとは全く条件、環境が異なる世界を生き抜いていかなければいけない子供達。
彼らがそんな世界を、精神的に豊かに生きていく為に必要な事をしっかりと伝えていかなければいけないと思っています。
物がなくなれば新しい物が買えて、お腹が減れば美味しいご飯が出てきて、何も準備をしなくても車に乗れば楽しいサッカーが出来て。
厳しい言葉ではありますが、そんな環境に慣れた子供が、自らの人生を切り開く思考になる事は難しいと思います。
子供達にとっての本当の幸せとは、与えられる事ではなく、自らつかみ取る力を得る事です。
と・・・、かなり壮大で大風呂敷な話になりましたが・・・・
シンプルに子供達は、誰かに決められたり、誰かに与えられた成功より、自ら考えて勝ち取った成功のほうが嬉しいはずです。
(当たり前ですが・・)
こうしなさいと言われて出来た事より、こうしたら良いんじゃないかなと自ら考えて出来たほうが何十倍も自己肯定されるはずです。
極論を言えば、こうしたら良いんじゃないかなと自ら考えた結果が失敗でも、こうしなさいと言われて成功した事よりも価値があるはずです。
そしてなにより、そのほうが楽しいはず!!
上手くいかないことは成功への練習です。
それは、自らに矢印を向けているからこそです。
他者のせいにしたり、環境のせいにしたりしている間は、ただの失敗です。
1人1人がチャレンジ出来る環境(意識)にしていく事こそが、私達大人の役割という気持ちを強く持って指導にあたっていきます。
そんなチャレンジできる環境の大前提にあるのは「平等」です。
平等とは「差別や偏りがなく一様に扱うこと」です。
そして同時に「公平」である必要もあります。
公平とは「差に応じて適切な扱いをすること」です。
これは子供達のサッカーにおいて、大きいとか速いいとか、うまいとかへたとかの差ではありません。
努力に対する公平性を保つ事です。
ただ、子供達にとってサッカーへの気持ちはそれぞれで、その気持ちを尊重する事が一番大事です。
プロになりたいと、みんながゲームをしてる間も努力している子供もいれば、友達がいるからという理由でサッカーをしている子供もいると思います。
全てのサッカーへの気持ちをリスペクトして、地域サッカークラブとして、ベクトルの違う子供それぞれに最適な環境を作ってあげる事が使命です。
だからこそ、「公平」という考えかたは非常に大事です。
常に子供達の内面を汲み取れるクラブでありたいと思います。
こんな時代だからこそ、エモーション(感情)を感じたり、表現できる場所は大切です。
子供達だけでなく、大人にとっても。
歓喜して、失望して、笑って、泣いて。
サッカーはそんな最高を与えてくれるスポーツです。
子供達も、保護者の皆さんも、このクラブでのサッカー(人生)を心の底から楽しんでください!
私達指導者も、思いっきり楽しみます。
すみません・・・書きなぐっていたら、何を言いたいか良くわからない読みにくい文章になってしました。
雰囲気で読み取ってください(笑)
よろしくお願いします。