2021.10.14
お知らせ
時間の共有
緊急事態宣言が明け、夏休み前半以来の宿泊大会でした。
6年や5年にとっては、宿泊なんて慣れた物。
周りの事まで気にかけながら、自分の荷物や時間の管理までバッチリやってくれます。
4年生にとっては2回目の宿泊。
予定していた夏休みの遠征が中止になって、楽しみにしていたメンバーが多かったようです。
いつもは車で家から会場まで送迎してもらっている子供達も、宿泊や試合の荷物、水筒、ボールまで持って歩いてピッチと宿舎の往復。
宿舎に入ればみんなでお風呂に行って、忘れ物がないか自分たちで確認。
浴室に入る時に、体を拭いて出られるようにタオルを持って入るという基本的なマナーもここで学ぶ子供多数。
他のチームの子供達が、タオルを持って入らないで、脱衣所の床をビッチョビチョにしている事がしょっちゅう(T . T)
こういう基本的な事を教えるのが、宿泊にきてる大事な意義だと思うけどな〜。
潔癖気味の僕には地獄の爪先歩き笑
洗濯が必要な子供は自分で洗濯機を回して、終わったら干して。
時間になったら、全員で食堂行ってご飯食べて。
サッカーノートを書いて、自分たちで時間を決めて就寝。
朝は起こす前から起きて笑
部屋の掃除をして、水筒を自分で洗って、水を入れて、ペットボトルを分別して。
他のチームは、保護者の人たちが一緒に泊まって、洗濯や荷物や時間の面倒を見てくれていますが、我がチームは死んだ様な目で遠くから眺めている監督1人。
必要な時間と、集団行動のマナー位しか伝えず、あとは朝までほとんど関わらないくせに、出来てなかった時だけ怒る鬼監督。
この環境に慣れっこの6年や5年が、何も言わず4年に教えてパキパキやってくれました。
助けてくれるお母さんや、お父さんはいない中、いつも当たり前に提供されている事を自分たちで全て行う時間。
そしてなにより、大人が干渉しない友達との時間。
テレビもゲームも漫画もお菓子もジュースもない。
でも、最高に楽しい時間だったと思います。
サッカーのプレー面だけでなく、この経験こそが彼らが豊かな未来を生きる礎になると思います。
今回は、グローバルでイベントがあっていた為、夜は施設内で花火が上がるというおまけ付きでした。
失った夏の分まで取り返した感強い2日間でした。