2024.10.4
お知らせ
ジュニアユース選手募集のお知らせ
当クラブのU-15ジュニアユースチーム2期生のトレーニングへの体験参加を開始しました。
既に多くの選手に体験に参加してもらっています。
ありがとうございます。
1期生(現中1)のトレーニングに入ってもらって、雰囲気やチームのトレーニングメソッドを実際に体験してもらっています。
当クラブのジュニアユースは、他のクラブチームとはコンセプトが少し違います。
中学年代でのサッカーは中学校での部活(中体連所属)と、クラブチーム(クラブユース連盟所属)にわかれています。
協会主催の支部リーグ、県リーグ、九州リーグ、高円宮杯などは中体連チームも、クラブチームも参加しています。
既存のクラブチームは、クラブユース連盟という連盟に所属する事が通例で、クラブユース連盟主催のクラブユース選手権(U13/U14/U15)という年に1回行われる大会を1つの目標として設定しています。
このクラブユース選手権は、クラブユース連盟に所属チームのみがエントリー可能です。
中学校の部活チームは、中体連という組織に所属しています。
部活動はあくまでも学校教育の一環として長きに渡り日本のサッカーを支えてきました。
しかし、指導員不足や、教員の働き方改革、生徒数の減少などにより昔のように活動出来ないチームが多くある事も事実です。
部活チームの大きな目標は、夏に行われる中学総合体育大会(中総体)となります。
この大会には、クラブユース連盟に所属しているチームは出場出来ません。
このルールと、慣例により、今まではクラブチームが中総体に出場する事は殆どありませんでした。
しかし、逆を言うと、クラブチームでもクラブユース連盟に所属しなければ中総体に出場可能という事です。
当クラブは、クラブチームとして中総体に出場するチームとして、今年度より活動をスタートしました。
クラブとして、長きに渡り、ジュニア年代を卒業して、中学年代に進んだ子供達によりよい環境作りをしたいと思っていました。
しかし、現在福岡には多くのクラブチームがあり、毎年新チームが出来ている状態です。
これだけ多くのチームがあれば、子供達は自分が望む環境を選ぶ事も出来る中で、当クラブがジュニアユースを作る意味があるか考えてきました。
また、選手にとってはそのチームの成績がクラブ選びの最優先になっている印象があります。
強い=良いチーム
果たして、全ての子供にとってこの方程式は成り立つのでしょうか?
そんな疑問がずっとありました。
それぞれのクラブに拘りがあり、素晴らしいクラブばかりです。
しかし、選手獲得の基準が成績になっていて、どうしても勝利を優先する必要があるチームが多い事も事実です。
決して否定ではなく、当然その考え方も正しいし、その中での育成という難しいミッションにチャレンジしている素晴らしいクラブばかりです。
でも、なにか新しい、他のコンセプトを持つクラブがあれば選択肢が増えるのではないか?そんな思いがありました。
そんな中昨年、現ジュニアユース監督の荒巻と話しをしていく中で、今までにない形のクラブチームを作って、その環境を求める選手の受け皿になろうと話し設立に至りました。
しっかりとサッカーを学びたい、でも部活では選手数や指導者に不安がある。
身体が小さかったり、足が早くないなどの理由でクラブチームに入って試合に出られるか保証がない。
そんな選手達が、人間として、サッカー選手として、安心してサッカーを楽しみ学べる3年間を提供する。
そんなコンセプトを持つクラブの特徴は以下です。
■指導にあたるスタッフは、長年部活指導をしてきた中学校教員(及び元教員)8名
■A級U-15、B級はじめJFAライセンス所有指導者で、トレセンを担当してきたスタッフが指導
■クラブチームとして、トレーニング、試合のクオリティをしっかり設定した上で、中体連に所属
■遠方の試合、詰め込み過ぎが子供達から成長の機会や、勉強の時間を奪う事を防ぐスケジューリング
■全てに優先されるのは人としての成長
多感な思春期を迎える選手達を、教育のプロとして、またサッカー指導者として指導に当たる事に対して指導者全員が大きな責任を感じています。
進むべき道は、誰も通った事のない道です。
全てが、新しい歴史になるチームだと思っています。
一緒にチャレンジしてくれる仲間をお待ちしております。